2011年 03月 01日
寝台特急あけぼの その2
その1の終わりは水上。
何駅かゲットした後に力尽きたようです。
それでも長岡や東三条でekiShを起動させていたようです。
全く記憶にないのですが、、、恐るべしekiSh・・・
という訳で意識が戻った午前4時くらいの「あつみ温泉駅」からスタートします。
時刻は午前4時半
まだ真っ暗だが月明かりが雪に反射してやたらと明るかった。
5時過ぎに酒田駅に到着
何人かが下車していった。
この辺りから秋田までの交通需要が、あけぼのの存続理由なのかもしれない。
5時40分に象潟駅に到着
見るからに寒そうだ・・・
この辺りから空が薄っすらと明るくなり始める。
荒々しい日本海が姿を現す。
6時過ぎに羽後本荘駅に到着。
外は雪国というより氷の世界。
窓越しにも外の冷たさが伝わってくる。
6時半くらいになるとと空も明るくなり
雄物川を渡る頃には雲の切れ間から青空が見え始めた。
ぼんやりと景色を見ているうちに秋田駅に到着。
昔はここで5分停車していた。その間に朝食を買い漁れたのだが現在のダイヤでは停車時間が2分に短縮されてしまったので買出し行為自体が危険になってしまった。
それでも事前に情報を集めておけば、昔懐かしの駅弁屋さんから割と簡単に弁当を買うことが出来たりする。
時刻は7時過ぎ。
あけぼのは雪煙を巻き上げて八郎潟を快調に飛ばしている。
それはそうと、腹が減ってきた・・・
あけぼのは快調に走り続けている。
が、自分は深刻に腹が減ってきた・・・
実は大館駅で駅弁の予約をしていたりする。
大館までは東能代から約40分である。
あと少しの我慢なんだけど辛い・・・
8時36分、何とか耐えて大館駅に到着!
さあ、駅弁を貰いに行こう!
花善「鶏めし」
前日までに予約注文すると自分が乗っている車両ドアまで届けてくれるのだ。1個でも届けてくれるのであけぼのに乗った時はほぼ毎回利用している。
秋田と大館の両駅で駅弁を買う強者もいるらしい。
前橋で食べた登利平の鳥めしも旨いけど、こちらも旨い!
噂だと駅前にある花善の食堂で提供されている鶏めしは壮絶的に旨いらしい。
停車時間が30分あれば・・・
食べながら景色を見ていると前方に山脈が見え始める。
あの山を突っ切れば青森だ。
山中に入ったら、いきなり積雪量が増えた。
車窓は奥羽本線の撮影名所の反対側。
このポイントは四季折々の風景の中、駆け抜ける列車を撮る事ができる。と言ってもこの時期は決死の覚悟を持って撮影に望むそうだ。
「陣場お立ち台」で画像検索すると、ここの風景写真を見ることが出来るはずです。
碇ヶ関駅
窓の外は線路があるはずなのだが雪で埋まっている・・・
見た感じだと余裕で1メートルくらい積もっている。
駅弁を食べ終わり携帯片手に車窓を眺めていると、あっという間に弘前駅。
上野を出発してからちょうど12時間が経過した。
体感だと3~4時間くらいしか乗っていないような気がする。
毎回不思議に思うことだ。
もうすぐ、青森に到着する・・・何だか切ない
お世話になりました。
また乗りに来ます。
定刻通り(驚愕!!!)青森駅到着。
前面真っ白を期待していたけど、予想に反して普通でした。
長旅おつかれさまでした!
この後、さらにローカル線10時間乗りっぱなしの旅は続きます。が
それはまた別の機会にでも。
いつも通り、あっという間の12時間半でした。
この寝台特急あけぼのですが、まだ宣告はされていませんがいずれ無くなる運命です。
新幹線が青森まで到達したのに、いまだに毎日走っていること自体が奇跡なのです。
かつてブルートレインと呼ばれ、毎日何十本も運行されていた長距離寝台列車も
今では特急、急行合わせて4列車のみとなってしまいました。
新幹線や飛行機よりも遥かに時間が掛かるのに運賃はもっと高いってことになると
移動手段的視点から見れば、もはや過去の乗り物ですね。
こんな時代に逆行する乗り物なんですが、いいところもあったりします。
それは時間を使って旅をするという贅沢をさせてくれることです。
時間、景色、自分自身がゆっくりと流れていく・・・
年末の札幌遠征、飛行機であっという間にすすきの(笑)もいいけど
北斗星(何なら奮発してカシオペア)で行く食って飲んで寝ての旅、どうでしょう?
「ゆっくりノロノロも捨てたモンじゃない」そう思えるかもしれません。
長い間お付き合い頂きありがとうございました。
あけぼの最高!!!
にほんブログ村
何駅かゲットした後に力尽きたようです。
それでも長岡や東三条でekiShを起動させていたようです。
全く記憶にないのですが、、、恐るべしekiSh・・・
という訳で意識が戻った午前4時くらいの「あつみ温泉駅」からスタートします。
時刻は午前4時半
まだ真っ暗だが月明かりが雪に反射してやたらと明るかった。
5時過ぎに酒田駅に到着
何人かが下車していった。
この辺りから秋田までの交通需要が、あけぼのの存続理由なのかもしれない。
5時40分に象潟駅に到着
見るからに寒そうだ・・・
この辺りから空が薄っすらと明るくなり始める。
荒々しい日本海が姿を現す。
6時過ぎに羽後本荘駅に到着。
外は雪国というより氷の世界。
窓越しにも外の冷たさが伝わってくる。
6時半くらいになるとと空も明るくなり
雄物川を渡る頃には雲の切れ間から青空が見え始めた。
ぼんやりと景色を見ているうちに秋田駅に到着。
昔はここで5分停車していた。その間に朝食を買い漁れたのだが現在のダイヤでは停車時間が2分に短縮されてしまったので買出し行為自体が危険になってしまった。
それでも事前に情報を集めておけば、昔懐かしの駅弁屋さんから割と簡単に弁当を買うことが出来たりする。
時刻は7時過ぎ。
あけぼのは雪煙を巻き上げて八郎潟を快調に飛ばしている。
それはそうと、腹が減ってきた・・・
あけぼのは快調に走り続けている。
が、自分は深刻に腹が減ってきた・・・
実は大館駅で駅弁の予約をしていたりする。
大館までは東能代から約40分である。
あと少しの我慢なんだけど辛い・・・
8時36分、何とか耐えて大館駅に到着!
さあ、駅弁を貰いに行こう!
花善「鶏めし」
前日までに予約注文すると自分が乗っている車両ドアまで届けてくれるのだ。1個でも届けてくれるのであけぼのに乗った時はほぼ毎回利用している。
秋田と大館の両駅で駅弁を買う強者もいるらしい。
前橋で食べた登利平の鳥めしも旨いけど、こちらも旨い!
噂だと駅前にある花善の食堂で提供されている鶏めしは壮絶的に旨いらしい。
停車時間が30分あれば・・・
食べながら景色を見ていると前方に山脈が見え始める。
あの山を突っ切れば青森だ。
山中に入ったら、いきなり積雪量が増えた。
車窓は奥羽本線の撮影名所の反対側。
このポイントは四季折々の風景の中、駆け抜ける列車を撮る事ができる。と言ってもこの時期は決死の覚悟を持って撮影に望むそうだ。
「陣場お立ち台」で画像検索すると、ここの風景写真を見ることが出来るはずです。
碇ヶ関駅
窓の外は線路があるはずなのだが雪で埋まっている・・・
見た感じだと余裕で1メートルくらい積もっている。
駅弁を食べ終わり携帯片手に車窓を眺めていると、あっという間に弘前駅。
上野を出発してからちょうど12時間が経過した。
体感だと3~4時間くらいしか乗っていないような気がする。
毎回不思議に思うことだ。
もうすぐ、青森に到着する・・・何だか切ない
お世話になりました。
また乗りに来ます。
定刻通り(驚愕!!!)青森駅到着。
前面真っ白を期待していたけど、予想に反して普通でした。
長旅おつかれさまでした!
この後、さらにローカル線10時間乗りっぱなしの旅は続きます。が
それはまた別の機会にでも。
いつも通り、あっという間の12時間半でした。
この寝台特急あけぼのですが、まだ宣告はされていませんがいずれ無くなる運命です。
新幹線が青森まで到達したのに、いまだに毎日走っていること自体が奇跡なのです。
かつてブルートレインと呼ばれ、毎日何十本も運行されていた長距離寝台列車も
今では特急、急行合わせて4列車のみとなってしまいました。
新幹線や飛行機よりも遥かに時間が掛かるのに運賃はもっと高いってことになると
移動手段的視点から見れば、もはや過去の乗り物ですね。
こんな時代に逆行する乗り物なんですが、いいところもあったりします。
それは時間を使って旅をするという贅沢をさせてくれることです。
時間、景色、自分自身がゆっくりと流れていく・・・
年末の札幌遠征、飛行機であっという間にすすきの(笑)もいいけど
北斗星(何なら奮発してカシオペア)で行く食って飲んで寝ての旅、どうでしょう?
「ゆっくりノロノロも捨てたモンじゃない」そう思えるかもしれません。
長い間お付き合い頂きありがとうございました。
あけぼの最高!!!
にほんブログ村
by ata78
| 2011-03-01 00:27
| 乗り物